マインドフルネスとは
マインドフルネスとは、自身の身体の五感だけに集中し、自分のあるがままを受け入れる状態のことです。マインドフルネスはビジネスでも取り入れられており、個人の生産性やストレスマネジメントなどで期待されています。
マインドフルネスをすることのメリット
①集中力・記憶力が上がる
②安眠が期待できる
③うつ病の再発防止、軽度のうつ病の症状改善
④感情のコントロールの向上
マインドフルネスの難しさ
マインドフルネスは、心の筋トレです。一度やったからと言って効果があるわけではなく、日々のトレーニングによって初めて効果を実感できます。ジムや家などで筋トレを行うように習慣化していくことが必要不可欠です。
ただそこまでしてする必要があるのかと思う方も多いでしょう。筋トレのように成果が見えにくく続かない人が多いのが現状です。
だからこそマインドフルネスをすることのメリットを理解し、目的を持つことが大事なのです。
その際、僕がオススメするのは、マインドフルネスを一つの趣味として楽しむやり方です。
マインドフルネスをマスターした時の感覚は、個人的にサウナの外気浴の感覚に近いように、いつもとは違う感覚、時間を過ごすことができます。
しかもお金もかからずにできることからも、タダで出来る趣味の一つにもなります。
マインドフルネスの注意点
- なぜマインドフルネスをするのか、目的をはっきりして臨む
瞑想をする際に絶対に持って欲しいのが目的をはっきりさせておくこと。目的をはっきりしておかないと効果を得にくいです。
例えば、
・心を整えたい
・モヤモヤする思考をスッキリさせたい
・落ち着ける時間を作りたい
など自分が何のためにするのかを意識しておきましょう
- 呼吸をマスターする
呼吸法は簡単なようでかなり難しいです。普段意識して呼吸している人はいないと思います。だからこそいつもと違う呼吸をするのは難しく練習が必要です。
ただそこをしっかりとマスターすることでマインドフルネス瞑想の効果はかなり得ることができます。
マインドフルネスの実践方法
マインドフルネス瞑想
この瞑想はすぐに習得できる訳ではなく、5~10分続けて行うのをお勧めします。
基本的な姿勢
- 椅子に腰かけ姿勢を正す。
*注意点
・背中をもたれさせないように浅く座る
・背中を真っ直ぐに伸ばすイメージ
・脚は組まずに真っ直ぐに下ろす
- 背骨がまっすぐに伸びるイメージで背筋を伸ばす
- 肩を回したりしてほぐし、腕を下ろして手は膝の上に乗せる
- 目を閉じるか半目にしてゆったりと構える。
基本的な呼吸の仕方
- 呼吸は腹式呼吸。
- 呼吸に注意を向け、自分の中に入って出ていく呼吸の流れに意識を向ける
- もし、周囲の音などに気が散ってしまった時は、一度目を開けて、もう一度自分の呼吸に意識を集中させる
- 呼吸を5~10分ほど繰り返したら、少しずつ自分に意識を向けて、瞑想を終了する。
マインドフルネス瞑想が終わったら、自分の心身の変化を振り返ってみましょう。自分にとってマインドフルネス瞑想がどのような体験だったかなどを考えてみるのも有効です。
川の流れ
方法
- 自分の目の前に大きな川があり、葉っぱが一枚ずつゆっくり流れてくる場面を想像する。
- その際に、頭に浮かんでくる言葉やイメージをひとつひとつ葉っぱに乗せていく。
- その葉っぱが自然に流れていき徐々に小さくなって最終的には無くなるイメージ
*自分で葉っぱを流すのではなく、あくまで川から自然と流れてくる葉っぱに思考を乗せることです。そう自然に流れていくのを実感してください。
まとめ
今回、マインドフルネスについて説明しましたが、マインドフルネスは私自身も始めるまでのハードルが高く、始めても最初はあまり効果が分からなかったのですが、2週間ほどして、呼吸の仕方をマスターしてくると、マインドフルネスによって気持ちが楽になり開放的な気分を味わえました。これはやってみないと分からないものです、ぜひ一度やってみてください。