アドラー心理学、、名前は知っているという方は多いのではないでしょうか。
ただ具体的にどんなものか知っている人は少ないでしょう。
アドラー心理学は、「幸せに生きるための心理学」とも呼ばれており、ビジネスなどに活かせることができます。
この記事を読むことで、あなたの中の価値観が少し変わり、より幸せになるかもしれません。
アドラー心理学とは
アドラー心理学とは、ウィーンの心理学者アドラーにより提唱された考え方です。人の心と行動の問題を解決に導くため、実践的な考えを打ち立てました。
アドラー心理学では、人の劣等感やコンプレックスに焦点を当てることも多いです。
では、アドラー心理学の5つの理論をそれぞれ紹介していきます。
アドラー心理学の5つの理論
- 目的論
目的論とは、原因論を否定し、人間は目的を果たすために行動をしているという考え方です。
このままでは分かりにくいと思うので具体的な例を挙げながら説明します。
例えば、幼い頃にイジメを受けてなかなか外に出ることが出来なくなった人がいたとしましょう。
原因論では、イジメという原因があって、外に出れなくなったと解釈します。
しかし、アドラー心理学ではこれを否定します。
この方は、外に出ないという目的のためにイジメを受けた記憶を持ち出している
目的論ではこのように人間は「目的を果たすために行動している」と考えるのです。
ただ注意しておきたいのは、これはイジメを受けてしんどい思いをした人を否定するわけではなく、解釈の仕方を変えて行動の変化を促すことが目的なのです。
- 認知論
認知論とは、その言葉の通り、見えているものに対する認知を変えることです。
有名な話で、コップに半分ある水を、
・まだ半分も入っている
・もう半分しか入っていない
これをどう捉えるかはその人次第で、同じ現実でも人によって解釈の仕方は変わります。
つまりアドラー心理学では、「解釈の仕方で人生(現実)を変えてしまう」ということです。
自分たちの現実は変えられなくても、その物事をどう意味づけるかはコントロール可能だということです。
- 全体論
全体論とは、人間は、精神や肉体など全てにおいて分けることはできないということです。
例えばですが、営業の成績を上げるために「度胸をつけたい」と思っていて、度胸つまり心にだけフォーカスしても、それだけで成績が上がるとは考えにくいでしょう。
営業でのトーク力をつけるために勉強したり、プレゼンや資料などの事前準備のクオリティを上げるなどさまざまな方法があります。
このように、人とは心も体も結びついたたった一つの存在なのです。
- 対人関係論
対人関係論とは、簡潔に言えば、人間における悩みは全て対人関係から起こる悩みだということです。
生きていく中で、必ず相手は存在し、お互いに影響を与えづつける関係の中で生きています。
- 自己決定論
人間は、環境や過去に縛られることがなく、自分の人生は自分で切り開くということです。
例えば、第一志望の大学に行けず、第二志望の大学に行った人が、「自分の家が裕福でなく、塾に行けれなかったから第一志望の大学に行けれなかった」という人がいても、そうではなく、「自ら行動して決定している」つまり、第二志望の大学に行ったのは自分自身で決定したものであって、「そこからどう変わるか」を決めて行動するのも自分だということです。
まとめ
今回の記事では、まずアドラー心理学の5つの理論について話していきました。
それぞれの理論を知ったことでアドラー心理学が少し分かってきたのではないでしょうか。
次回では、アドラー心理学をどう人生や仕事に活かしていくのかについて話していきます。